株式会社テラーノベルと、株式会社 トーハンが、共同でコミックレーベル『テラーコミックス』を2024年度内に設立することを発表しました。レーベル作品の第一弾として、小説共有プラットフォーム・テラーノベル発の人気作品から11タイトルをコミカライズし、電子コミックとして順次配信予定です。
共同レーベル設立の背景
テラーノベルは。「日本の創作文化を産業に」をパーパスに掲げ、スマホ発小説共有プラットフォーム「テラーノベル」の運営及び、コンテンツIP事業を行うIPテックカンパニーです。
日本には豊かな創作文化が存在し、数多くの素晴らしいクリエイターが活動しているにも関わらず、IP創出のエコシステムの課題から、そのポテンシャルを活かしきれていない、との考えのもと「テラーノベル」を開発・提供。こちらは投稿作品数900万以上*と豊富な作品を有するスマホ発の小説共有プラットフォームです。テラーノベルからIP原作となる作品を創出し、コミカライズや映像化を実現させることで、世界で愛されるIPを増やしていきたいとのことです。
※2024年8月時点
今回設立するレーベル『テラーコミックス』では、第1弾として、テラーノベルの中でも特に人気の高い11のタイトルをコミカライズ予定です。本取り組みは、電子コミックのみならず、トーハンの持つ強力な出版社・書店ネットワーク及び書籍流通ビジネス基盤を活かした展開も見据えた共同プロジェクトとなっております。
コミカライズ第1弾予定タイトル
- 『100回殺される私』(河本ほむら/武野光/東雲佑)
- 『不可解な商品にまつわる議事録』(水谷健吾)
- 『呪われた島』(木滝りま)
- 『癖のある子供』(水谷健吾)
- 『仮面夫婦』(mayan)、ほか6作品を予定
トーハン齊藤常務よりコメント
トーハンでは、1億総クリエイター時代に対応した魅力あるコンテンツの創出と販売チャネルの拡大を目指しています。新たなIPコンテンツを生み出し、ヒットへと繋げていく主要なタッチポイントである「小説投稿サイト」で我々がいま絶大な信頼を寄せているのが「テラーノベル」です。
テラーさんの強みは登録作家を80万人規模で抱えている事。この中から選りすぐりの作品をピックアップして、電子コミックとしてトーハンが配信していきます。
第1回作品は『100回殺される私』という人気作品の配信を予定しており、この作品以外にも多数の良作をテラーノベルさんと共同で製作してまいります。人気が出た作品は紙コミックとして販売していきます。全国の書店、コンビニ、海外と販売チャネルを持つ我々の強みを活かして、電子と紙の両輪で展開していきます。
最終的にはドラマ、映画などメディア化まで持っていきたいですね。
株式会社テラーノベル(Teller Novel Inc.)とは?
スマホ発小説共有プラットフォーム「テラーノベル」の運営及び、コンテンツIP事業を行うIPテックカンパニーです。「日本の創作文化を産業に」をパーパスに掲げ、日本の才能あるクリエイターの作品を世界に届ける取り組みを行っています。テラーノベルでは、現在集英社やKADOKAWAをはじめとする総合出版社とパートナーシップを結び、80作品以上のコミカライズプロジェクトを進行中です。
※記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。