2021年にTwitter(現X)での連載が話題を呼び、2024年9月3日にKADOKAWAより書籍版が発売されたホラー小説『右園死児報告』。巷では「本が売れない」とも言われる昨今ですが、なんと本作は発売前から重版が決定。SNSでもその感想が多く投稿されています。
そんな本作について、著者の真島文吉氏は、このたび発売約2か月で6冊目の重版を迎えたことを、自身のXで発表しました。
『右園死児報告』について
もともと『右園死児報告』は、真島文吉氏が2021年、自身のTwitter(現X)にて連載した小説です。フィクションだと前置きしたうえで、“とある匿名アカウント”がつぶやく“報告”をスクリーンショットで掲載する画像形式。誰が何のために“投稿”したのか……不穏で不思議なリアリティも相まって、独特な読み味の作品に仕上がっていました。
そして書籍版では、同じく“報告”ではありますが、形式がかなり異なっています。書籍ならではの魅せ方に加え、Twitter版には掲載されていない新たな報告案件も追加。さらに引き込まれる作品に仕上がっています。
気になる方はぜひ、公式サイトで冒頭を試し読みしてみてはいかがでしょうか。
書籍概要
- タイトル:右園死児報告
- 著者:真島 文吉
- 定価: 1,430円 (本体1,300円+税)
- 発売日:2024年09月03日
- 判型:B6判
- 商品形態:単行本
- ページ数:368
※画像はAmazonより
内容
右園死児案件が引き起こした現象の非公式調査報告書である
明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。